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裏側矯正(リンガル)

裏側矯正(リンガル)とは?

歯の裏面に装着するワイヤー矯正です。審美性に優れていますが不快感の強い治療法です。

裏側矯正(リンガル)の特徴

歯の裏側にマルチブラケットといわれる装置を接着し、それにワイヤーを通してワイヤーの力で歯をコントロールします。また、ワイヤーのほかに様々な付加装置を併用することで治療計画や適応症例の幅が広がります。リンガル矯正は目立たないため審美的に優れた治療法ですが、日常生活を送る中で不都合の多い治療法でもあります。

メリットデメリット

《メリット》

  • 審美性に優れる
  • 治療の自由度が高い

《デメリット》

  • 器具が歯の裏側にあるため舌が傷つきやすい
  • 口腔内が傷つくので血がにじむ味がする
  • 発音が阻害される
  • 歯の移動時に痛みや疼きを感じることがある
  • ラビアル矯正に比べて費用が高額

よくある質問

Q

痛みはありますか?

A

歯が動くときは周囲の組織に炎症が起きたような状態になりそれが原因で痛みを感じることがあります。通常、約2日で痛みは落ち着いてくるので治療期間中ずっと痛いわけではありません。また、痛みの感じ方は個人差が大きいので感じ方は様々です。同じ刺激でも痛いと感じる方や、疼くような感覚と表現する方もいますし全く痛くなかったという方もいらっしゃいます。
ごく稀ですが、どうしても痛い場合は市販の痛み止めを服用していただくと十分効果があります。痛みが気になって矯正治療を迷っている患者様には痛みの感じ方が比較的マイルドなマウスピース矯正をお勧めしています。

Q

舌が引っかかって出血してしまいます

A

リンガル矯正の特性上すべての矯正器具が歯の裏側にありますので、必然的に舌は傷つきやすいです。

Q

緊急で来院しなければならない場合はありますか?

A

歯に接着するブラケットが脱離したり、ワイヤーが当たって不快感や痛みがある場合は予定外の来院が必要になることがあります。

Q

食べられないものはありますか?

A

くっつく系の食べ物は控えた方がいいでしょう。
餅やキャラメルのような粘着力のつよい食べ物はワイヤーを変形させたり、脱離の原因となりやすいです。

Q

後戻り(再発)はしますか?

A

後戻りの可能性はありますが、それを最大限排除するためにリテーナーの使用を推奨しています。

Q

治療期間はどれくらいでしょうか?

A

基本的には成人矯正で使用する装置で、1.5~2年が平均の治療期間です。加速矯正のオプションを併用するのかでも治療期間は変わってきますので患者様のライフスタイルや使用装置のご希望に合わせてご案内いたします。

Q

保険適応になることがあるのでしょうか?

A

舌側矯正は保険適応外です。保険が適応されるケースでの矯正治療をご希望される場合はラビアル(歯の表側)矯正が適応となります。