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叢生

叢生とは?

歯並びのガタガタが目立つ状態です。

原因

歯がきれいに生えるために必要なスペースに対して、顎の骨のサイズが小さすぎると歯が重なったり、ねじれて生えてきて、ガタガタな歯並びとなってしまいます。

弊害

健康上の問題

虫歯や歯周病になるリスクが上がる

歯ブラシが難しい歯並びのため、磨けない箇所ができてしまい、そこから虫歯や歯周病になりやすくなります。

顎関節症

歯並びの悪さが原因で顎関節症を誘発する可能性があります。

舌癌になるリスクが上がる

歯並びの悪さが原因で舌が傷つきやすい環境にあると舌癌を発症するリスクが上がります。近年、若い女性の間で舌癌が増加傾向にあり、基本的な治療方針は舌切除です。

審美的な問題

歯並び自体がコンプレックスとなり人前で笑えない、内向的になることもあります。
第一印象や清潔感に関わってくるため対人関係において不利に働いてしまうことがあります。

治療

小児矯正

成長期の特性を利用して歯列や骨格、筋肉のバランスを整えたり、悪い癖があれば癖がなくなるように誘導します。また、歯が生えるためのスペースが足りない場合は、スペースを増やすこともできます。

成人矯正

基本的には不足しているスペースを作り出す非抜歯治療が前提ですが、検査結果やe-lineの改善のために抜歯をご提案することがあります。
治療の選択肢は複数ご用意しますので、その中からご自身に合ったプランを選んでいただくことになります。

よくある質問

Q

叢生の治療開始時期は何歳からがいいのでしょうか?

A

6歳以降であればいつでも大丈夫です。しかし、成長が進むにつれ治療の選択肢が少なくなっていきますので小学校入学前後までには一度受診をお勧めします。

Q

抜歯は必要ですか?

A

非抜歯が前提ですが、目指す治療ゴール次第では抜歯が必要になることがあります。

Q

叢生は遺伝しますか?

A

骨格には遺伝傾向がありますので、骨格が似てしまうと同じような歯並びになりやすいです。

Q

叢生は予防できますか?

A

小児矯正で永久歯が生えるスペースを確保して、将来的な叢生を予防するやり方が一般的です。
また、離乳食の与え方で適切な顎の成長を促すという考えもありますが確実に予防できる保証はありません。

Q

後戻り(再発)はしますか?

A

後戻りの可能性はありますが、それを最大限排除するためにリテーナーの使用を推奨しています。

Q

痛みはありますか?

A

歯が動くときは周囲の組織に炎症が起きたような状態になりそれが原因で痛みを感じることがあります。通常、約2日で痛みは落ち着いてくるので治療期間中ずっと痛いわけではありません。