症例 16
30代女性の反対咬合をマウスピース型矯正装置で改善|非抜歯・上顎臼歯遠心移動による治療症例
| 年代 | 30代 |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 主訴 | 受け口・反対咬合を治したい |
| 治療期間 | 2年 |
| 使用装置 | マウスピース型矯正装置 |
| 診断名 | 反対咬合 |
| 治療方針 | 非抜歯・上顎臼歯部遠心移動 |
■ この症例のポイント
- 非抜歯で十分なスペースを確保するため、上顎大臼歯の遠心移動を行い、歯列全体を効率よく整えました。
- 強く内側へ傾いていた上顎前歯の歯軸を適正化し、反対咬合の改善と機能的な噛み合わせの両立を目指しました。
- 奥歯の咬み合わせを整えながら前歯の被蓋を改善し、長期的な安定性にも配慮した治療計画としました。
- 反対咬合だけでなく、下顎が前方へ押し出されるような噛み合わせも改善し、横顔のE-lineの向上につながりました。
■ Before → After
治療前は上顎前歯が大きく内側へ傾斜しており、反対咬合によって下顎が前方へ誘導される状態でした。非抜歯で上顎大臼歯を遠心移動し、必要なスペースを確保したうえで前歯の歯軸を適正化した結果、反対咬合はきれいに改善しました。また、噛み合わせの影響で前方に出ていた下顎の位置も改善し、自然で美しいE-lineを獲得することができました。
■ リスク・副作用
矯正治療では以下のリスクや副作用が考えられます。
- 歯根吸収(歯の根が短くなる症状)
- 歯肉退縮(歯茎が下がる症状)
- アンキローシス(歯と骨が癒着し歯が動かなくなる状態)
- 歯髄壊死(歯の神経が失活する状態)
- 顎関節症(顎の痛み・違和感)
Before
Progress
After