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ワイヤー矯正やブラケットを装着している患者さまから、よくいただくお悩みが
「装置が頬や唇に当たって痛い」、「口内炎ができてしまい、つらい」「フロスや歯磨きがしづらく違和感を感じる」といったものです。
矯正治療では、歯を正しい位置に動かす力が加わるため、装置が口内の粘膜に当たりやすく、痛みや不快感が生じます。特に治療初期や調整直後はワイヤーの端が口の内側に刺激を与えやすく、口内炎や粘膜の腫れができやすい時期です。この痛みが続くと食事やブラッシング不足につながり、治療の進行にも影響するため、早めの対策が大切です。
《矯正中の痛みや不快感を和らげるおすすめアイテム》
矯正中の痛み・不快感を軽減するには、専用のアイテムを上手に活用することがポイントです。
粘膜保護ワックスは、ワイヤーやブラケットが当たる部分に貼るだけで粘膜を優しく保護できるアイテムです。口内炎や痛みを和らげる効果があり、1箱550円（税込）でお取り扱いしています。必要な分だけちぎって使えるため、衛生的で持ち運びにも便利です。小さなお子様の衝撃による口内の刺激対策にも重宝します。痛み症状が強い場合は、鎮痛薬の使用も可能です。
矯正用フロスは、ワイヤーの下にスムーズに通せる専用フロスです。奥歯までしっかり歯垢を除去でき、口内炎の悪化や歯ぐきの炎症を防ぐことができます。当院では1袋30本入り1,100円（税込）でお取り扱いしています。歯磨きのストレスを軽減し、毎日のセルフケアを快適にしてくれます。
《日常でできるセルフケア》
矯正中は毎日のブラッシングやセルフケアが重要です。
- 柔らかめの歯ブラシで、ワイヤーに当たる部分を避けながら丁寧に磨く
- 矯正用フロスで歯間の歯垢を除去
- 鏡で痛みの原因となる部分を確認し、ワックスでカバー
これらを意識するだけで、口内炎や不快感の悪化を防ぎやすくなります。
《矯正専門医からのアドバイス》
矯正中の痛みは「我慢するもの」と思われがちですが、適切なケアとアイテムの活用で快適に治療を続けることができます。痛みが長引く場合や装置による刺激が強い場合は、自己判断せず必ずご相談ください。当院では、装置の調整や痛み対策グッズの使い方を丁寧にご案内しており、患者さま一人ひとりに合わせたサポートが可能です。
矯正中の痛みや口内炎、不快感は、工夫次第で大幅に軽減できます。
ぜひ 粘膜保護ワックスや矯正用フロス を活用し、快適に治療を続けてください。
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